FAT FS フォーマットの実装についての覚え書きを参考にしました。
先日もSDカードの検証でFATを覗くことがありました。
上記のサイトは非常に参考になるのですが、いつ消えてしまうか分からないので
自分なりにまとめておきます。

参考サイトの記述に倣っていますが、一応全て打ち込んでいます。

1.FATとは?
File Allocation Tableの略で、パソコン黎明期から現在に至るまで使われる
  ファイルフォーマットのことです。

  フロッピーディスクの時代の設計を元にしてあるため、ディスク総容量に対し
  管理領域が少なくて済む、高速にアクセスできるなどの利点があるが、その反面
  堅牢でない、大容量ディスクでは非効率、拡張性に乏しい、ファイル名が8文字+
  拡張子3文字までしか扱えない(VFAT非対応の場合)など様々な欠点がある。
  それでも、その特徴と実装の容易さ、読み書きできるオペレーティングシステムが多い
  ことから、フロッピーディスクや小容量メモリーカード用のファイルシステムとして
  依然使われ続けている。現在はデジタルカメラやビデオゲーム機などでも広く使われている。

  MS-DOS では、ファイルの名前は、8.3 形式というべき、8文字+3文字で表していた。
  その後、長いファイル名 (LNF: Long File Name) が利用可能な VFAT (Virtual FAT) が現れた。