私が会社に入って初めて使ったOSはCP/Mでした。Adtek system scienceの開発機。
勤めていた会社では鈍器と呼ばれるほど重い機械。たしか・・・IDS7400じゃなかったかな?
高校ではDOSを使っていたので、「これがプロ用のOSかぁ・・・」なんて思っていたら
数年で駆逐されていきましたw
CP/M-Wikipedia
ディスクは8インチだったなぁ。pipとかパイプとか一部コマンドも覚えています。
8インチディスクの2D。何のことか分かりますか?
「両面倍密度!」:約985kB
985kBだって!。
100万文字のアルファベットでディスクがいっぱいになるですよ。
まぁ当時はZ80が主流で、もちろんアセンブラ。
メモリの容量も8KBくらいだったので、十分に大きい容量だったわけです。
あぁ・・・なんだかいっぱい話題が出てきそう。
当時のことで書きたいこと整理します。
・アセンブラでの開発
・仕様策定
・コーディング
・デバッグ
こんなところかな?
全然資料とか残って無くて、大分忘れてるんだけど
書けるだけ書きます。
何が大変かって、どのタスクも大変!
8KBくらいのソフト作るのに、平気で数ヶ月かかる。
まぁのんびりしてましたから。
その後、私個人はソフト設計から離れてハード屋さんをしばらくやってました。
たまに、ソフトの方を手伝いながら!
この頃はまだハードでロジック作るより、ソフトの方がコストが高く
ソフトのミスがあった場合のフェイルセーフをハードで保証するという
風潮があった。今でも生命に関わる装置とかは、当然そのようになっている
でしょうが、トレンドとしては大分省かれる様になりましたね
あぁそう。CP/Mの頃はソースにコメントが付けられなかった。
コメントって便利だねぇ。一度コメント無しで作ってみ。地獄だぜ
コメントはないわ、デバッグ情報はレジスタの内容だけだわ。
まぁメモリのウォッチは出来たので、メモリのアドレスを控えておけば
ちゃんとデバッグ出来ましたね
その後、世の中は進みi286が出た頃。wikiによると1984年頃?なんか年代が合わないがw
80286ベースのPC-98が出た頃だから1987年頃か
になって、ようやくコメントが使えるようになった。
会社の開発機もパソコンベースになり、Sophia systemsのSA3000を使うようになった。
これは衝撃的だった!コメント使えるし。ソースデバッグも出来る。C言語で開発出来。
それに小さい。
一旦切りましょう